【2026年最新】歯科医院のMicrosoft広告(Bing検索広告)完全ガイド|Google広告との違い・費用・始め方・医療広告ガイドライン対策

ソリューション

歯科医院のMicrosoft広告(Bing検索広告)完全ガイドのアイキャッチ画像

「リスティング広告はGoogle広告だけ出していれば十分」と考えている歯科医院は多いのではないでしょうか。しかし、パソコンで検索する人の約4割は、GoogleではなくBingを使っています。Bingの検索結果に広告を出せるのは、Microsoft広告(マイクロソフト広告)だけです。

Microsoft広告は、インプラントや歯科矯正など高額な自費診療と特に相性の良い広告です。自費診療を検討する患者さんは、仕事の合間や自宅のパソコンで、医院や治療法をじっくり比較する傾向があるからです。しかも、歯科医院でMicrosoft広告を活用している例はまだ多くなく、競合が少ないうちに始められます。

この記事では、歯科医院の集患を支援しているWeb広告代理店の視点から、次のポイントを解説します。

  1. Microsoft広告の仕組みと、Google広告・Yahoo!広告との違い
  2. 歯科医院がMicrosoft広告に注目すべき理由と、相性の良い診療メニュー
  3. 費用の考え方、始め方、成果を出すための運用のコツ
  4. 医療広告ガイドラインとMicrosoft広告の審査で注意すべきこと

Google広告の基本は「歯医者のGoogle検索広告完全ガイド」で解説しています。あわせてご覧ください。

Microsoft広告(マイクロソフト検索広告)とは

Microsoft広告は、マイクロソフトが提供する広告サービスです。Bingの検索結果に表示される検索広告が中心で、以前は「Bing広告」とも呼ばれていました。日本では2022年5月に本格的な提供が始まりました(日本マイクロソフト News Center)。

広告が表示される主な場所

Microsoft広告は、検索広告とネイティブ広告の2種類に大きく分かれます。検索広告は、患者さんが「インプラント 〇〇市」などと検索したときに、検索結果に表示される広告です。ネイティブ広告は、ニュースやメールの画面に溶け込む形で表示されます。

Microsoft広告が表示される主な場所(Bing、Copilot、Edge、MSN、Outlook)
  • Bing検索:検索結果の上部や下部に、検索広告が表示されます。
  • Copilot:マイクロソフトのAIアシスタントとの会話の中に、広告が表示されることがあります。
  • Microsoft Edge:新しいタブを開いたときのニュース欄などに表示されます。
  • MSN:ニュースサイトの記事一覧などに表示されます。
  • Outlook:メールの一覧の中に表示されます。

Copilotへの配信は、検索広告などの対象キャンペーンが自動で対象になる仕組みです(Microsoft Learn「Copilotの広告について」)。AIで医院を探す人にも広告が届く可能性があるのは、ほかの広告にない特徴です。AI検索と広告の関係は「ChatGPT広告の解説記事」でも紹介しています。

Google広告・Yahoo!広告との違い

日本の主な検索エンジンは、Google、Yahoo! JAPAN、Bingの3つです。それぞれの検索結果に広告を出すには、別々の広告サービスを使う必要があります。

Google検索・Yahoo! JAPAN検索・Bing検索と、それぞれに広告を出すための広告サービスの関係

よくある誤解が、「Microsoft広告を出せばYahoo! JAPANの検索結果にも表示される」というものです。Yahoo! JAPANの検索エンジンはGoogleの技術を使っており、検索結果に表示されるのはYahoo!広告です。Microsoft広告の検索広告は、Bingと、Bingと提携する検索サービスに表示されます。

歯科医院がMicrosoft広告に注目すべき理由

歯科医院がMicrosoft広告に注目すべき最大の理由は、「Google広告だけでは届かない、パソコンで検索する人」に広告を届けられることです。

パソコンの検索の約4割はBing

StatCounterの調査によると、2026年8月の日本の検索エンジンシェアは、全デバイスでGoogleが63.0%、Bingが28.3%でした。パソコンに限るとBingは39.8%に達し、検索の約4割を占めています(StatCounter Global Stats)。

日本の検索エンジンシェア(2026年8月)。パソコンではBingが39.8%を占める

WindowsのパソコンではMicrosoft Edgeが標準のブラウザで、Edgeの標準の検索エンジンはBingです。そのため、特に意識せずにBingで検索している人が多くいます。職場のパソコンで検索する会社員などは、Google広告だけでは取りこぼしている可能性があります。

一方で、スマートフォンでのBingのシェアは0.9%にとどまります。スマートフォンで「今すぐ歯医者を探す」人には、引き続きGoogle広告が中心になります。

パソコンで検索する人は、自費診療をじっくり検討する人と重なりやすい

インプラントや歯科矯正は費用が高く、治療期間も長いため、患者さんは複数の医院のホームページを見比べてから相談します。料金表や症例の解説などをじっくり読む場面では、画面の大きいパソコンが使われやすくなります。Microsoft広告は、こうした検討段階の患者さんに接点をつくりやすい広告です。

競合の歯科医院がまだ少ない

多くの歯科医院は、Google広告とYahoo!広告を中心に出稿しています。Microsoft広告を使っている歯科医院はまだ少なく、同じキーワードでも競合が少ない分、クリック単価が抑えられる場合があります。競合が増える前に始めて、運用のノウハウをためておく価値があります。

Google広告の設定を取り込んですぐ始められる

Microsoft広告には、Google広告のキャンペーンやキーワード、広告文を取り込む機能があります。すでにGoogle広告を運用している医院なら、一から作り直さずに始められます。ただし、取り込んだ設定のままでは成果が出にくいため、後ほど紹介する調整が必要です。

歯科医院から見たMicrosoft広告のメリット・デメリット

Microsoft広告は、Google広告の代わりではなく「上乗せ」として使うと強みを発揮します。導入前に、メリットとデメリットの両方を確認しておきましょう。

メリット

  • Google広告で届かない人に届く:パソコンでBingを使う人に、広告を表示できます。
  • 競合が少ない:歯科医院の出稿がまだ少なく、同じキーワードでも費用を抑えられる場合があります。
  • 自費診療の検討層と相性が良い:パソコンでじっくり比較する人が多く、高額な治療の集患に向いています。
  • Google広告から取り込める:既存のキャンペーンをもとに、少ない手間で始められます。
  • AIの回答画面にも届く:Copilotの会話の中に広告が表示される可能性があります。

デメリット

  • スマートフォンの利用者には届きにくい:スマートフォンでのBingのシェアは1%未満です。
  • 表示回数が少ない:検索の数自体がGoogleより少ないため、地域を絞ると表示回数も限られます。
  • 管理の手間が増える:Google広告とは別の管理画面で、レポートの確認や改善を行う必要があります。
  • 日本語の情報が少ない:Google広告に比べて、運用のノウハウや事例が少なめです。

表示回数が少ない分、1件の予約の価値が高い自費診療に絞ると、費用対効果を出しやすくなります。

歯科医院向けリスティング広告運用代行の無料相談

Microsoft広告と相性の良い診療メニュー・向いていないケース

Microsoft広告は、すべての診療メニューに向いているわけではありません。パソコンでじっくり比較される高額な自費診療ほど、効果を出しやすくなります。

Microsoft広告と相性の良い診療メニュー(インプラント・矯正・審美・ホワイトニング)と優先度が低いケース

相性の良い診療メニュー

  • インプラント:費用が高く、医院の実績や治療の流れを比較してから相談する人が多いメニューです。
  • 歯科矯正(マウスピース矯正を含む):検討期間が長く、仕事の合間や自宅のパソコンで情報を集める人が多くいます。
  • セラミック・審美歯科:素材や費用の違いを見比べてから相談される傾向があります。
  • ホワイトニング:価格やメニューを比較検討する人が多く、自費診療の入口になります。

優先度が低いケース

  • 急な痛みや夜間の急患:「今すぐ行ける歯医者」を探す検索はスマートフォンが中心です。
  • 保険診療の一般歯科だけ:1人あたりの単価が低く、限られた予算ならGoogle広告を優先したほうが効率的です。

おすすめは、Google広告で保険診療と自費診療の両方を集患しつつ、Microsoft広告は自費診療のキーワードに絞って上乗せする形です。

Microsoft広告の費用と予算の目安

Microsoft広告は、初期費用なし、少額から始められるクリック課金型の広告です。まずは月3万円程度の小さな予算で試し、予約1件あたりの費用で続けるかどうかを判断するのがおすすめです。

費用のしくみ

  • 初期費用は0円:アカウントの開設に費用はかかりません。
  • クリック課金:広告が表示されただけでは費用はかからず、クリックされたときに費用が発生します。
  • 1日の予算を設定できる:設定した予算を大きく超えて請求されることはありません。

クリック単価は、地域や診療メニュー、競合の数によって変わります。入札単価の上限を決めておけば、想定以上に1クリックの費用が高くなることも防げます。

月3万円から始めた場合の試算例

Microsoft広告の費用のしくみと、月3万円で始めた場合の予約数の試算例

仮にクリック単価が150円、ホームページを見た人の3%が予約した場合、月3万円の広告費で約200クリック、約6件の予約が見込める計算です。この場合、予約1件あたりの広告費は約5,000円です。数字は説明用の仮定であり、実際の数値は地域やホームページの内容によって大きく変わります。

自費診療は1件の売上が大きいため、予約1件あたりの広告費だけでなく、「カウンセリングから治療に進んだ割合」まで含めて判断しましょう。

予算の配分の考え方

すでにGoogle広告を運用している場合、Microsoft広告にはまずGoogle広告の1〜2割程度の予算を振り分けるのが現実的です。1〜2か月配信して予約1件あたりの費用を比べ、Google広告と同等以下なら予算を増やす、という順番で判断します。

広告運用を代理店に任せる場合は、広告費とは別に運用手数料がかかります。手数料は「広告費の20%前後」が一つの目安ですが、代理店によって異なるため、見積もりで確認しましょう。

歯科医院がMicrosoft広告を始める5つのステップ

Microsoft広告は、次の5つのステップで始められます。Google広告を運用している医院なら、数日で配信を始められます。

歯科医院がMicrosoft広告を始める5つのステップ

ステップ1:アカウントを作成する

Microsoftアカウントを用意し、Microsoft広告のアカウントを開設します。医院の情報と、クレジットカードなどの支払い方法を登録します。

ステップ2:UETタグを設置する

UETタグは、広告から来た人がホームページで何をしたかを計測するためのタグです。WEB予約の完了、電話ボタンのタップ、LINEの友だち追加などを成果として計測できるようにします。計測ができていないと、広告が予約につながっているか判断できません。

ステップ3:Google広告を取り込む

Google広告を運用している場合は、インポート機能でキャンペーン、キーワード、広告文を取り込みます。運用していない場合は、「インプラント 〇〇市」などの地域と治療名を組み合わせたキーワードから作ります。

ステップ4:地域・時間帯・デバイスを調整する

取り込んだ設定を、Bingの利用者に合わせて調整します。配信地域は、医院に通える範囲(診療圏)に絞ります。パソコンからの検索が多いため、平日の日中など、パソコンが使われる時間帯を中心に配信します。

ステップ5:配信して改善する

配信を始めたら、実際にどんな言葉で検索されたか(検索語句)を確認します。来院につながらない検索語句は除外キーワードに登録し、広告文も反応を見ながら改善します。

歯科医院のMicrosoft広告で成果を出す6つのコツ

成果を出すための最大のポイントは、Google広告の設定を取り込んだままにせず、Bingの利用者に合わせて調整することです。

歯科医院のMicrosoft広告で成果を出す6つのコツ
  1. 診療圏で地域を絞る:医院から通える範囲に限定し、遠方からの無駄なクリックを防ぎます。
  2. 平日の日中を厚めに配信する:パソコンで検索される時間帯に合わせて、入札を調整します。
  3. 地域×治療名のキーワードを中心にする:「インプラント 〇〇市」「マウスピース矯正 〇〇駅」など、来院につながる検索語句に絞ります。
  4. 除外キーワードを設定する:「自分で」「求人」「海外」など、来院につながらない検索を除外します。
  5. 広告アセットを充実させる:電話番号、住所、サイトリンクなどを追加し、広告の情報量を増やします。
  6. 予約までを計測する:UETタグでWEB予約、電話、LINEの友だち追加を計測し、成果で判断します。

キーワードの選び方

歯科医院のキーワードは、「地域名や駅名」と「治療名」を組み合わせるのが基本です。治療名だけのキーワードは、遠方の人や情報収集だけの人にも表示されやすく、費用がかさみます。

診療メニュー キーワードの例
インプラント インプラント 〇〇市/インプラント 費用 〇〇駅/インプラント 相談 〇〇区
歯科矯正 マウスピース矯正 〇〇市/矯正歯科 大人 〇〇駅/部分矯正 〇〇区
セラミック・審美 セラミック 歯 〇〇市/銀歯 白くしたい 〇〇駅/審美歯科 〇〇区
ホワイトニング ホワイトニング 〇〇駅/ホワイトニング 歯医者 〇〇市

キーワードのマッチタイプは、完全一致・フレーズ一致・部分一致の3種類です。予算が少ないうちは、完全一致とフレーズ一致を中心にすると、意図しない検索への表示を抑えられます。

除外キーワードは、配信を始める前にある程度登録しておきましょう。例えば、次のような言葉が含まれる検索は、来院につながりにくい傾向があります。

  • 自分で・やり方(セルフケアの情報を探している)
  • 求人・転職・歯科衛生士(仕事を探している)
  • 海外・格安ツアー(国外での治療を探している)
  • 意味・英語・読み方(言葉を調べている)

広告文の作り方

Microsoft広告の検索広告は、見出しと説明文を複数登録し、組み合わせを自動で調整する「レスポンシブ検索広告」が基本です。見出しは3〜15個(1つあたり半角30文字=全角15文字まで)、説明文は2〜4個(半角90文字=全角45文字まで)登録できます(アナグラム「広告テキストの文字数マニュアル」)。

見出しには、患者さんが医院を選ぶときに知りたい事実を入れます。

見出しに入れる要素 見出しの例(全角15文字以内)
治療名と場所 インプラント相談|〇〇駅
地域 〇〇市のマウスピース矯正
通いやすさ 土曜も診療の〇〇歯科
予約の方法 カウンセリングはWEB予約
情報の案内 治療の流れと費用の目安を掲載

説明文では、「治療の流れや費用の目安をホームページで詳しくご説明しています」のように、リンク先で得られる情報を案内します。効果を約束する表現や、費用の安さを強調する表現は避けましょう。

広告の受け皿となるホームページ・ランディングページのポイント

広告の成果は、クリックされた後のページで大きく変わります。広告費をかけても、ページで不安が解消されなければ予約にはつながりません。

  • パソコンでの見え方を確認する:Microsoft広告はパソコンからの訪問が多いため、スマートフォンだけでなくパソコンの表示も確認します。
  • 治療の流れ・期間・費用・リスクを載せる:自費診療の費用を載せる場合は、治療内容、費用、主なリスクや副作用、問い合わせ先を記載し、医療広告ガイドラインの限定解除の要件を満たします。
  • 予約までの導線をわかりやすくする:WEB予約ボタン、電話番号、LINEの相談窓口を、ページの上部と途中、最後に置きます。
  • 医院の情報を伝える:院長の経歴、設備、アクセス、診療時間など、医院を選ぶ判断材料を載せます。

すぐに予約するほどではない患者さん向けに、LINEで気軽に相談できる窓口を用意するのも効果的です。詳しくは「歯科医院のLINE活用完全ガイド」をご覧ください。

効果測定で見るべき指標

Microsoft広告は、配信して終わりではなく、数字を見ながら改善し続けることで成果が上がります。月に1回は次の指標を確認しましょう。

指標 見るポイント
表示回数 狙ったキーワードで広告が表示されているか
クリック率 広告文が検索した人に合っているか
クリック単価 入札が高すぎないか、競合が増えていないか
コンバージョン数 WEB予約・電話・LINE追加が何件あったか
予約1件あたりの費用 Google広告と比べて高くないか
治療開始率 カウンセリングから治療に進んだ割合(院内で記録)

自費診療の成果は、広告の管理画面だけでは追えません。予約を受けたときに「どの広告から来たか」を院内で記録しておくと、広告費に対する売上まで把握できます。

歯科医院のMicrosoft広告でよくある失敗と対策

Microsoft広告で成果が出ない原因の多くは、設定の見直し不足です。よくある失敗と対策をまとめます。

よくある失敗 起きること 対策
Google広告の設定を取り込んだまま 地域や時間帯が合わず、無駄なクリックが増える 診療圏と平日の日中を中心に見直す
成果の計測をしていない 広告が予約につながっているか判断できない UETタグでWEB予約・電話・LINE追加を計測する
除外キーワードを設定していない 求人や情報収集の検索に広告費を使ってしまう 検索語句を毎週確認し、除外に追加する
予算を広げすぎる 表示回数が分散し、改善のためのデータがたまらない 自費診療の主要メニューに絞って始める
審査の確認をしていない 広告が不承認のまま配信されていない インポート後に審査状況を必ず確認する
ページがスマホ前提の作り パソコンで見づらく、予約前に離脱される パソコンでの表示と予約ボタンの位置を確認する

医療広告ガイドラインとMicrosoft広告の審査の注意点

歯科医院のMicrosoft広告は、医療法・医療広告ガイドラインと、Microsoft広告の審査ポリシーの両方を満たす必要があります。どちらかに違反すると、広告が配信されないだけでなく、行政指導の対象になるおそれもあります。

医療広告ガイドラインで注意すべき表現

リスティング広告も、医療広告ガイドラインの対象です。広告文では、次のような表現を避けましょう。

  • 「絶対に痛くない」など、効果や安全性を断定する表現
  • 「地域No.1」「他院より安い」など、比較優良広告や誇大広告にあたる表現
  • 「今月だけ50%OFF」など、費用を強調して受診を急かす表現
  • 著名人が通っていることの強調や、治療効果に関する体験談
歯科のMicrosoft広告の広告文のNG例とOK例

自費診療の費用や症例写真を掲載するのは、広告文ではなく、リンク先のホームページにしましょう。その際は、治療内容、費用、主なリスクや副作用、問い合わせ先を記載する「限定解除」の要件を満たす必要があります。最新の内容は、厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」で確認してください。

Microsoft広告の審査ポリシー

Microsoft広告にも、医療・ヘルスケアに関する独自の広告ポリシーがあり、広告は配信前に審査されます。医療・ヘルスケアのポリシーは2026年7月1日に構成が見直され、国や地域ごとのルールがまとめて確認しやすくなりました(PPC News Feed)。出稿前には、Microsoft広告のヘルプで最新のポリシーを確認しましょう。

Google広告で承認されている広告文でも、Microsoft広告で同じように承認されるとは限りません。インポート後は、審査状況を必ず確認してください。

Google広告・Yahoo!広告との使い分け

歯科医院の検索広告は、Google広告を主力に、目的に応じてYahoo!広告とMicrosoft広告を組み合わせるのが基本です。

項目 Google広告 Yahoo!広告 Microsoft広告
主な表示先 Google検索 Yahoo! JAPAN検索 Bing検索、Copilotなど
強いデバイス スマホ・パソコンの両方 スマホが中心 パソコンが中心
競合の多さ 多い 中程度 少なめ
歯科での位置づけ 保険・自費ともに主力 Yahoo! JAPANの利用者への補完 自費診療の上乗せ

予算が限られている場合は、まずGoogle広告で成果の出る形をつくりましょう。そのうえで、自費診療をさらに伸ばしたい段階でMicrosoft広告を追加するのがおすすめです。

歯科医院向けリスティング広告運用代行の無料相談

よくある質問(FAQ)

Q. Microsoft広告とBing広告は同じものですか?

A. 同じものです。以前は「Bing広告」と呼ばれていましたが、現在は「Microsoft広告」という名称で提供されています。

Q. Microsoft広告はYahoo! JAPANの検索結果にも表示されますか?

A. 表示されません。Yahoo! JAPANの検索結果に広告を出すには、Yahoo!広告を利用します。Microsoft広告の検索広告は、Bingと、Bingと提携する検索サービスに表示されます。

Q. 月いくらから始められますか?

A. 最低出稿額や初期費用はなく、1日の予算を自由に設定できます。歯科医院の場合は、月3万円程度から試し、予約1件あたりの費用を見て判断するのがおすすめです。

Q. Google広告と同じキーワードで出しても問題ありませんか?

A. 問題ありません。表示される検索エンジンが違うため、同じキーワードでも別の患者さんに届きます。ただし、パソコンからの検索が多いなど利用者の特徴が違うため、地域や時間帯の設定は見直しましょう。

Q. スマートフォンの利用者には届かないのですか?

A. スマートフォンでのBingのシェアは低いため、スマートフォンの検索にはGoogle広告が中心になります。Microsoft広告は、パソコンで検索する人への上乗せとして考えるのが現実的です。

Q. 歯科医院の広告は審査に通りにくいですか?

A. 医療に関する広告は審査が慎重に行われますが、医療広告ガイドラインに沿った表現であれば配信できます。効果の断定や、費用を強調して受診を急かす表現は避けましょう。

Q. 自分たちで運用できますか?

A. Google広告の運用経験があれば、取り込み機能を使って始められます。ただし、除外キーワードの設定や広告文の改善、医療広告ガイドラインのチェックには手間がかかるため、診療と両立するのが難しい場合は代理店への依頼も検討しましょう。

Q. LinkedInのデータを使ったターゲティングは歯科でも使えますか?

A. Microsoft広告では、LinkedInのプロフィール情報(業種や職種など)を使ったターゲティングが日本でも利用できます。ただし、患者さんの集患には向かないことが多い機能です。歯科衛生士や歯科医師の採用広告など、求人の場面で活用の余地があります。

Q. Copilotに広告を表示しない設定はできますか?

A. Microsoftの説明では、対象となるキャンペーンは自動でCopilotへの配信対象になり、広告主がオプトアウトすることはできません。ただし、必ずCopilotに表示されるわけではありません。

まとめ:Microsoft広告は自費診療を伸ばす「上乗せ」の一手

Microsoft広告は、Google広告だけでは届かない、パソコンで検索する人に広告を届けられる広告です。最後に要点を振り返ります。

  • パソコンの検索の約4割はBing:2026年8月の日本では、パソコンの検索の39.8%をBingが占めています。
  • 自費診療と相性が良い:インプラントや矯正など、パソコンでじっくり比較される治療ほど効果を出しやすくなります。
  • 小さく始めて成果で判断する:月3万円程度から試し、予約1件あたりの費用で続けるかを判断しましょう。
  • 医療広告ガイドラインと審査の両方に注意:効果の断定や費用を強調する表現は避け、詳しい費用やリスクはホームページで説明します。

当社では、歯科医院向けに、Google広告・Yahoo!広告・Microsoft広告をまとめて運用しています。自費診療の集患に強い広告設計から、医療広告ガイドラインに沿った広告文やランディングページの作成まで対応しています。まずは無料相談で、貴院の課題をお聞かせください。

歯科医院向けリスティング広告運用代行の無料相談

参考資料

関連記事